アープ理論とは何か


山中教子皆さんこんにちは、山中教子と申します。

 

ARP理論(以下「アープ理論」と表記します)は、その人の年齢や技術レベルを問わず、どんな人でも学び、プレーに生かしていくことができる卓球の身体運動理論です。

 

アープ理論のA、R、Pは軸(Axis)、リズム(Rhythm)、姿勢(Posture)の頭文字をとったものであり、卓球の身体運動を整理したものです。

 

ARP理論の三要素

 

アープ理論は「ドライブ」「サービス」「スマッシュ」といった個別の技術ではなく、根本的な身体運動から卓球を見直すものであるため、はじめて学ぶ方は、これまで学んできた「卓球」との大きな違いに混乱されるかもしれません。

 

しかし、これまで学んできたことをいったん白紙に戻し、アープ理論に基づいて一からご自身の卓球を見直していただければ、誰でも必ず上達の手ごたえを感じ、これまで考えたこともなかったような新しい世界を目指すことができるようになるでしょう。

 

アープ理論は私、山中教子が世界でプレーしてきた経験を元に生まれたものですので、いま世界を舞台に活躍するプレーヤーであっても、あるいはこれから世界をめざす方にとっても、必ず役立つ実践理論であると確信しています。

 

またその一方で、アープ理論の発表後10年にわたってさまざまな方に指導した経験から、初めてラケットを握る方や、生涯スポーツとして卓球を楽しむ方であっても、アープ理論に基づいた指導が、より楽しく、豊かに卓球というスポーツを楽しむことにつながるという自信を深めてきました。

 

それは、アープ理論が個別の技術ではなく、その基盤となる身体の使い方に基づいた理論だからでしょう。アープ理論が理想とする「無理なく、無駄なく、効率的」で、「速く、強く、美しい」身体の使い方とそれによって生み出される卓球は、初心者であっても、トッププレーヤーであっても変わらず、目標となりうるものです。

 

皆さんがアープ理論を学ぶことによって、いまよりも速く、強く、美しい卓球の世界を追求されることを願ってやみません。

 

山中教子編 DVD『軸・リズム・姿勢で必ず上達する 究極の卓球理論ARP』付属小冊子序文より抜粋

 

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