「TCマルカワ」の面手凛さんが全日本カブ女子の部で優勝!
岡山の「卓球クラブマルカワ」の面手凛さん(小学4年)が、全日本選手権カブ女子の部で優勝されました!
「卓球クラブマルカワ」代表の丸川真一さんは、DVD『軸・リズム・姿勢で必ず上達する 究極の卓球理論アープ(ARP)』でもモデルを務めた、アープ卓球のインストラクターです。
今回の素晴らしい結果について、丸川さんにお話を伺いました。
■無理なく、無駄なく、パワフルに!
正直、今回の大会で優勝できると思っていたわけではありませんでした。面手さんには自分の力を出せるよう、1戦1戦、一生懸命にプレーすることだけを伝えていました。
面手さんは今回、県予選の2日前に学校で友達とぶつかってしまい、左目の眉の辺りを4針縫うケガをしてしまい、その時は、予選に出場することすらできない可能性もありました。
そんな中でもどうにか県予選に出場し、予選を1位で通過。本戦でも、大会2日目までは調子もイマイチで、いつ負けてもおかしくない出来だったと思います。
ところが3日目の最終日は、なぜか朝からとても元気が良く、朝の練習も楽しそうにしていました。ベスト4決定戦、準決勝ともに好調に勝ち進み、決勝を迎えました。
決勝を控えた待ち時間の時、正直、私には不安もありましたが、面手さんは不思議なぐらい落ち着いており、決勝戦も勝つ気満々で、ベンチで見守る私のほうが勇気をもらうぐらいでした。
試合は作戦も見事にはまり、前半から積極的にプレーしてペースを握ることができました。
続く第2ゲームは相手のペースになりかけましたが、8-10から追いつき、ジュースでものにすると、最終ゲームもそのままの勢いで作戦通りにゲームを進めることができました。
具体的な作戦は秘密ですが、アープ卓球的に表現すると、「無理なく、無駄なく、パワフルに!」という言葉になると思います。それが見事にはまった決勝戦でした。
優勝が決まった瞬間、私はこれまでの面手選手の頑張りを思い起こして、泣きそうになりました。しかし、本人があまりにもいつも通りの様子でベンチに戻ってきたので、泣けませんでした(笑)。
■熱い中でも、冷静さを忘れずに
「卓球クラブマルカワ」では、アープの3要素「軸(Axis)」「リズム(Rhythm)」「姿勢(Posture)」を常に意識して、指導をしています。
姿勢が崩れると軸がぶれてしまいます。軸がぶれると思ったようにボールを打つことはできませんから、姿勢をキチンとすることは、常に伝えています。そして、リズム感が出てくると、動きがスムーズになり、勢いが出てきます。
今回優勝した面手さんの特徴は、ラリーの際のコース取りや、緩急がうまく、視野が広いことだと思いますが、それ以上に、人柄の良さがあると思います。常に前向きで、明るくて素直。そして、きちんと相手の話が聞けるのが、良いところだと思います。
一方、真面目な性格なので、気がつくと必死になって、視野が狭くなってしまうことがあります。ゲームでは、視野を広くすること、そして「勝つぞ!」という熱い気持ちの中にも、冷静さを忘れないように、と伝えています。
卓球クラブ「マルカワ」立ち上げから、長い時間がかかりましたが、ようやく一人の選手が、全国優勝という結果を出してくれました。今後とも、皆さんからの応援、ご指導をいただければ幸いです。
※スタッフプロフィール
丸川 真一(まるかわ しんいち)
岡山の卓球クラブ「マルカワ」代表。岡山県卓球協会理事。大阪経済大学卒業後、上海交通大学留学、元世界チャンピオン荻村伊智朗氏の卓球クラブ、国際卓球会館(ITS三鷹)にて卓球指導を学ぶ。インターハイ団体、シングルス、ダブルス出場。インカレ出場。「ひとりひとりのお役に立てることが最大の喜びです。 私だけの主観で物事を決めることはありません。教える側も教わる側も日々勉強だと思います。レベルに関係なく、昨日より今日、今日より明日と、より良くなることを追及していきます」
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