「T.C.マルカワ」が全日本クラブ選手権・全国ホープス制覇!


岡山の「卓球クラブマルカワ」が、全日本クラブ選手権大会小・中学生の部、全日本ホカバ選手権、全国ホープスにて、男女ともに優勝を含む数々の入賞を達成しました!

 

「卓球クラブマルカワ」代表の丸川真一さんは、DVD『軸・リズム・姿勢で必ず上達する 究極の卓球理論アープ(ARP)』でもモデルを務めた、アープ卓球のインストラクターです。

 

この夏に行われた大会での素晴らしい成績について、丸川さんにお話しを伺いました。

 

 

 

■念願の全日本クラブ選手権優勝

 

先日(2018年7月13日~16日)に三重県サオリーナにて行われた第37回全日本クラブ卓球選手権大会男子小・中学生の部で、T.C.マルカワは初めて、優勝することができました。

 

ようやく、自分のクラブの選手で日本一を掴むことができました。

 

またその後、7月27日~29日に行われた全日本ホカバ選手権(全農杯平成30年度全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部)では、ホープス男子で田畑雄飛選手、ホープス女子で面手凛選手が準優勝、カブ女子で髙森愛央選手が3位入賞と、3名の選手が全国大会で入賞、さらに8月16日に行われた全国ホープスの団体戦では男子が優勝、女子が準優勝という成績を収めることができました。

 

参加する以上、いつも優勝を目指していることに変わりはありません。

 

しかし、今年は自分自身の中で、少し変化がありました。一言でいえば、「本来の自分」をようやくつかむことができた、ということだと思います。

 

今思うと昨年までは、監督である私自身に「勝ちたい」という気負いがあり、自然と選手たちにプレッシャーを与えていたように思います。

 

今年は、私自身の優勝への思いと、クラブ全体が選手一人ひとりを応援していることだけを伝え、あとはできるだけ、余計なことを言わないように気を付けました。

 

試合中も、悪いところではなく良いところに着目し、「次はこうやっていこう」ということだけ、アドバイスしました。

 

■本来の自分を見失わないように

 

全日本クラブ卓球選手権の決勝は、ダブルスが勝負の分かれ目となりました。小中学生の部のダブルスは中学生と小学生が組む方式になっているのですが、相手側の中学生は全国トップクラスの力を持つ選手で、力量的には6:4ぐらいで相手ペアのほうが優位だったと思います。

 

1-1で迎えたダブルス、1セット目は6-11で落としました。しかし、2セット目以降は作戦がうまくいき、力で勝る中学生の選手をうまく封じることができました。それでもスコアは拮抗し、何度もデュースになりましたが、最後は選手が頑張って力を発揮してくれました。

 

私はもともと、それほど感情を表に出すタイプではなかったのですが、これまでは選手の頑張りに応えようと、必要以上に熱く、声を出して応援をしていたように思います。その結果、自分の良さである「冷静さ」を失ってしまう場面がありました。

 

今回は、本来の自分を見失わない程度に応援し、できるだけ試合の流れを冷静に捉えるように務めました。それにより視野が狭くならず、余計なことを考えることなく状況判断や分析ができたと思います。

 

選手たちが日本一をつかんだ大会で、私自身はやっと「自分らしさとは何なのか」を掴むことができたように感じます。

 

 

■これからに向けて

 

T.C.マルカワとしては、今後もまた日本一を狙っていくことは変わりません。ただ、その一方で私は「プレイヤーズファースト」を大切にしたいと考えています。

 

指導者としては、選手自身の目標に対して計画を示し、選手たちがより自主的に頑張れる環境を作っていきたいと思います。もちろん、間違っていると感じたときには率直に指摘し、きちんと理解してもらうような師弟関係を築きたいと思っています。

 

本来の自分を取り戻すことも、プレイヤーズファーストも、アープ理論でいうところの「調和」だと思います。

 

試合にしても、練習にしても、相手との調和がなければ成り立ちません。これは当たり前のことではありますが、えてして、自分勝手になってしまいやすいものです。

 

選手たちには、いつもそのことを心において、相手のボールに合わせるところは合わせて、自己主張するところは自己主張できるように、伝えていきたいと思っています。

 

丸川真一

 

 

※スタッフプロフィール

 

丸川 真一(まるかわ しんいち)

 

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岡山の卓球クラブ「マルカワ」代表。岡山県卓球協会理事。大阪経済大学卒業後、上海交通大学留学、元世界チャンピオン荻村伊智朗氏の卓球クラブ、国際卓球会館(ITS三鷹)にて卓球指導を学ぶ。インターハイ団体、シングルス、ダブルス出場。インカレ出場。「ひとりひとりのお役に立てることが最大の喜びです。 私だけの主観で物事を決めることはありません。教える側も教わる側も日々勉強だと思います。レベルに関係なく、昨日より今日、今日より明日と、より良くなることを追及していきます」

 

 

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